採用情報

見えない配慮に手を抜かない先輩の、
かっこ良さはクッキリ見える
H.W さん
建設部
(2021年新卒入社)
お客様に引き渡した時。「ありがとうございます」ってここまで胸が熱くなる言葉だったっけ…?と初めての現場で感動したのを今でも覚えています。

ここでなら楽しみながら
仕事ができるかもしれない。
就活の時のことをよく覚えています。最終面接でもないのに何の前触れもなくフラッと社長が出てきたんですよね。そして面接定番の質問はそっちのけでスポーツや僕の趣味の話で盛り上がったんです。面接だということを忘れてしまうくらい楽しい時間で「ここでなら仕事も全力で楽しめるかも」と初めて思いました。そんな気持ちになれた会社は、服部工務店の他にはありませんでした。
あれから数年が経ちましたが、あの時抱いていた期待が現実になっていると実感しています。面接の雰囲気と変わらない空気が現場にも流れていたり、現場から会社に戻ってきた時に「お疲れ様、大変じゃなかった?」と声をかけてくれる人がいたり。入社してから一度も辞めたいと思ったことがないくらい、人に恵まれた環境で仕事ができています。優しい人が多いし、居心地が良いし、みんな仲良しだし。でも、実は他にも人に恵まれていると思うポイントがあるんです。それは「先輩たちのお客様への向き合い方」。この場所で僕も先輩たちと同じように成長したい、と思う機会が本当に多いんです。
そんなことまで気を配るって
カッコよすぎるでしょ。
お客様に対して専門用語を使わず、馴染みのある言葉を選んで説明する。壁の仕上材、通称『壁紙』のことを現場では『クロス』と呼びます。恐らく壁紙という言葉の方がスッと出てくる人の方が多いと思いますが、現場で専門用語を頻繁に使っていると、それがあたりまえになって意外と出てこなかったりするんです。だから、現場での指示はクロス、お客様に説明する時は壁紙、と先輩が使い分けているのを聞いて驚きました。これができるのはお客様のことを第一に考えているからこそ。ちょっとした気遣いが大事だなと先輩の姿から学びました。
とある現場に別の先輩と行っていた時。工事の途中で壁に取り付ける電灯のスイッチの位置を変更した方が良いと言うんです。設計図通りの位置だと、実際にお客様が生活をしている時に少しだけ不便だと。確かにドアとの位置関係的に、部屋に入ってきて一番押しやすい位置というわけではありませんでした。もっと生活導線にベストな位置があったのです。それを現場で見つけて、変更まで持っていく。この家に住むお客様のことを常に考えているからこそ気付けた点だと思います。毎日「先輩、すげぇ」と感心させられることばっかりですよ。

お客様を一番に考える姿勢が
先輩全員の共通項。
極めつけは、ある店舗の現場に関わった時。入居するテナントがまだ決まっていなかったので、内装の仕上げをしないまま引き渡す形の現場でした。内装の工事をしていない状態というのは、わかりやすいところで言うと天井や壁などが付いていない状態。本当だったら天井で隠れるはずの鉄筋コンクリートや梁などが丸見えの状態です。でも、内装の工事をすれば見えなくなる部分。…なのですが、先輩はそこを無視しなかったんです。引き渡す時にお客様が目にするんだから、最終的に隠れるのだとしても、しっかりキレイに仕上げるべきだって。もう一度言いますが、スルーしても何の問題もない場所です。いつも通りであって、手抜きでもなんでもないんです。それでもお客様にとって一番気持ちが良い状態で引き渡したいから、と最後まで手を尽くしていた。もう本当にカッコいいんですよ、ウチの先輩。見習わないといけない姿勢が身近にある環境ってあたりまえじゃないですから、とてもありがたいんですよね。
お客様のことを一番に考えた行動をサラッとできるようになると、服部工務店では一人前なんだと思います。これまで現場に同行した先輩たちは皆さんお客様第一のスタンスで物事を考えていましたから。現場での動き方や職人さんへの指示の仕方が違っても、みんな向いている方向は一緒なんです。僕もたくさんの現場を経験しながら先輩たちの良い姿を間近で吸収して、はやく一人前になりたいですね。