結露は、日常生活でよく見かける現象です。例えば、冷たい水をコップに注ぐとコップの外側に水滴がつき曇ってきますが、このような現象が結露によるものです。結露とは、温かい空気中に含まれる水分が、冷たいものの表面に触れることにより水滴となって現れる現象です。住まいでは、表面の温度が低くなりやすい窓面や、暖房しても暖かくなりにくい押入れの中、タンスの後の壁面などにおこりやすく、そのまま放っておくとカビが生えたり建物を傷める原因にもなります。では、どのようにすれば、結露を防止できるでしょうか?
暖房器具の中には、開放型(燃焼ガスを室内に放出してしまう型)と、密閉型(燃焼ガスを屋外に排出する型)の2タイプがあります。この燃焼ガスには、結露の原因となる大量の水蒸気が含まれていますので、できれば開放型の暖房器具は置かないようにしましょう。例えば、開放型の石油ファンヒーターで10の灯油を消費して暖房すると、暖気と共にほぼ10の水分が室内に発生します。また、プロパンガス・都市ガスを燃料とした場合でも同様に発生します。水蒸気とは、目に見えにくいので気づきにくいものですが、大量の水蒸気が発生すると壁等のビニールクロスが濡れるほどの結露が生じますので、水蒸気が結露の1番の原因であることを心得てください。
洗濯物を室内に干すケースがありますが、洗濯物が乾くときに放出される水分も結露の原因となりますので、換気扇・乾燥機等を使用したり、窓を開けたりして発生する水蒸気を屋外に放出してください。
加湿器というものは、使用すると水蒸気がでますので注意して使う必要があります。例えば、部屋の温度が高すぎると乾燥感がありますので、室温をチェックし適度に暖房を調節してください。また、タバコの煙・ホコリ等で空気が汚れている場合も乾燥感がありますので、窓を開けて新鮮な空気といれかえしてください。